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衆議院の解散は優秀なリーダーシップ?

衆議院の解散で政権交代が起きるのか?

とても興味はありますが、テレビに映る政治家の皆さんの話を聞いていても

どこか冷めた目で見ている自分を感じます。

しかし、会社の朝礼で部下に

「安全第一」「コンプライアンス」「経費削減」「生産合理化」と話をしているとき

聞いている部下の目に同じものを感じることは、少なくありません。

話の内容が自分にとっても部下にとっても、可もなく不可もない話なのでしょう。

衆議院解散は自民党議員にとって聞き流せる話ではありません。

党首としては、これまでの政権政党としての不甲斐なさの責任をとって

全員を無理やり解雇するという強硬なリーダーシップの表現なのでしょうか?

部下を持つ者にとって、毎日の発言や行動が 

「素晴らしいリーダーシップの発揮」なのか「ただの自分本位のわがまま」なのか

重要な問題です。

サラリーマンは組織の一部ですから、上司から仕事を貰い、答えまでのストーリ想像して

部下に仕事を流します。

優秀な上司?は、組織内での影響力と発言力により無駄な仕事は受けてこないし

優秀な部下をちゃんと手元に置いています。

工場のような組織間で利害関係が交錯する場所においては

声が大きく、体がデカク、いつも胸を張っているのがリーダの象徴?

そんなイメージがありました。今でもそんな要素は必要です。

しかし、昔に比べて複雑化した技術や品質・環境ISOの取得に始まり

環境規制、内部統制など業務上の決まりごとの増加により

力づくで仕事が出来る環境では無くなってきています。

リーダとして常に胸を張っていることに固執すると

世の中の技術の変化、

最近の企業に対する管理強化のための細かい決まりごと等を

受け入れることに消極的になりがちです。

「コンプライアンス」と叫び、部下に業務を丸投げして、問題が発生すれば部下の責任にする。

そんなつもりが無くても、業務を行うために必要な知識が多様化している最近、

何も知らない自分とすべてを知っている部下、

そんな組織の中でリーダーシップを発揮して、部下の信頼を得て、

部下を熱い言葉で引っ張ることは、結構、大変なことです。

部下を持つ上司の全てが優秀な上司であるわけがありません。

みんなきっと、毎日悪戦苦闘して、謙虚に上司から学び、部下から学び

日々、みんなの役に立つ上司に成長しているのだと思いながら

地道なサラリーマンをやっています。

しかし、そんな悠長なことでは「迷惑が掛かる」「業務が混乱してしまう」と悩む場合、

判断の根拠が間違っていないことを自問して、

後は、自信をもって大きな声で部下に指示を出します? 出す努力をします。

ただし、慌てず、急がず、そして、上司の熱い思い?も冷静に理解して!

判断の根拠は、「世のため、人のため」になるかの自分への問いかけの結果です。

私は社長の判断基準は分かりませんが、

会社勤めの中間管理職は、判断に迷った際、この理屈で自問すれば良いと思っています。

ところで、衆議院の解散は誰のためなのでしょうか?


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